肌荒れしてる時は化粧水の成分に注意!肌荒れ時の正しい化粧水の選び方

肌荒れでつらい思いをしたことはありませんか。特に女性は生活環境、ストレスのほかに、月経によるホルモンバランスの変化が影響し、肌荒れを起こしやすいです。肌荒れに悩んでいるときにスキンケアをしていると、肌に刺激になることがありますよね。

この記事では、肌荒れ時の正しい化粧水の選び方、気をつけたい化粧水の成分について解説します。成分と聞くと難しいと感じるかもしれませんが、肌を刺激する可能性のある成分を知っておくことで、自身の肌に合った化粧水がチョイスできるようになります。ぜひ最後まで読んで、自身で正しく化粧水をチョイスできるようになりましょう。

◇肌荒れしてる時は化粧水の成分に注意

ニキビ、吹き出物などで肌荒れがひどい時は、肌が炎症を起こして敏感になっている状態です。肌が敏感になっているときは、普段は刺激にならない成分に肌が反応して、肌が炎症を起こす場合があるので注意が必要です。肌を刺激する成分は避けるようにしましょう。

肌を刺激しやすい成分には以下のものがあります。

〇肌荒れ時に特に気をつけたい化粧水の成分

・防腐剤

・界面活性剤

・エタノール

・香料

これらの成分はよく化粧水に含まれており、危険というわけではありません。必ず避けるべき成分ということではないのですが、肌荒れを起こし肌が敏感になっているときや、もともとの肌が敏感肌の場合、ホルモンバランスや季節の変わり目など肌がゆらぎがちなときは、刺激になる可能性があります。ただし、防腐剤や界面活性剤にはいろいろな種類があり、どの種類の成分が自身に合わないかは使ってみないとわからない面があります。その場合は、いきなり顔に化粧水を使わずに、手の甲で試すなど、刺激の有無を確かめてから使いましょう。

◇気になる肌荒れの原因とは

肌荒れにはいろいろな原因があります。

10代のころの肌荒れの原因は主に過剰皮脂です。特に思春期はホルモンバランスの影響で皮脂が過剰に出やすいです。過剰皮脂の場合は、泡立てた洗顔料で肌をこすらず洗い、しっかりと流すことが大切です。洗顔料が肌に残るとさらに肌荒れしやすくなるので要注意!

洗浄した後はスキンケアをしっかり行い、乾燥しないようにしましょう。オイリー肌を気にしてスキンケアを怠ると、乾燥し余計に皮脂が出やすくなります。

20代以降になると、肌の乾燥、ストレス、生活リズムの乱れなどが主な肌荒れの原因です。これらが原因で、古い角質の蓄積や免疫力の低下、肌バリアの低下が起こり大人ニキビが出やすくなります。

大人ニキビは皮脂の取りすぎに注意し、しっかりと保湿することが大切です。使用する洗顔料はなるべく保湿成分の入っているものにするといいでしょう。また、古い角質を柔らかくできるように角質ケアを取り入れると肌荒れを防ぐことにつながります。

◇肌荒れ時の正しい化粧水の選び方

 肌荒れが気になるときは、殺菌効果、抗炎症効果のある成分が入っている化粧水がおすすめです。殺菌効果、抗炎症効果には以下の成分があります。

殺菌効果のある成分

・サリチル酸

・レゾルシン

・イオウ

抗炎症効果のある成分

・サリチル酸

・アラントイン

・グリチルリチン酸2K

これらの成分は主にニキビなどの肌荒れ予防を目的としています。肌荒れがひどく、炎症を起こして赤くなっている場合は皮膚科を受診することも検討しましょう。

肌荒れ対策として、正しく化粧水を選ぶだけでなく、肌荒れを引き起こす原因になる過剰皮脂や毛穴の汚れ・詰まり、乾燥などを起こさないように、スキンケアを行うことが大切です。この記事で前述した通り、洗顔料をしっかり泡立てる、肌をこすらず洗う、洗顔料が肌に残らないようにすすぐことを意識しましょう。特に水ですすぐときは、冷たい水ではなくぬるま湯で20回以上すすぐようにしてください。

肌が乾燥すると余計に皮脂が出やすくなるため、保湿成分が豊富に入っている化粧水で保湿を行うことが大切です。代表的な保湿成分には以下のものがあります。

・ヒアルロン酸

・コラーゲン

・セラミド

・スクワラン

・ワセリン

これら以外にも保湿成分はたくさんあります。成分表でどのような保湿成分が含まれているかを確認しましょう。化粧水の保湿具合や使い心地は好みがありますので、サンプルなどを試せる場合はサンプルを試してから、好みのものを選ぶとより自分に合った化粧水を選ぶことができますので、参考にしてみてください。

◇肌荒れしやすい人におススメの化粧水

ここで、肌荒れが気になる人におススメの化粧水をご紹介します。

1.エトヴォス モイスチャライジングローション 150ml 3,168円

参考元:https://etvos.com/shop/g/gCN10056-000/

特徴:界面活性剤・合成香料不使用、パラベンフリー、アルコールフリー。保湿成分としてヒアルロン酸、グルコシルセラミドを配合。


2.dプログラム スキンケアシリーズ 化粧水125ml 3,740円~4,840円

参考元:https://www.shiseido.co.jp/dp/about/

特徴:肌タイプに合わせた5タイプのスキンケアシリーズがあり、自分の肌状態に合わせた選択ができる。アルコールフリー、パラベンフリー。


3.ディセンシア アヤナス ローション コンセントレート 125ml 5,500円

参考元:https://www.decencia.co.jp/k048/

特徴:敏感肌・乾燥肌専門スキンケアブランドの処方。セラミド配合。アルコールフリー、パラベンフリー、合成香料不使用。


4.REVI パーフェクトモイストローション 120ml 10,000円

参考元:https://whiteme.jp/products/perfect-moist-lotion

特徴:成分がナノ化されており、浸透性が良い。プラセンタ、B12配合。パラベン、香料フリー。


◇肌の状態に合わせた化粧水をチョイスして肌を労わろう

肌荒れを起こしやすい肌状態のとき、使う化粧水やスキンケアの仕方でさらに肌が荒れる場合があります。肌荒れを悪化させないように、自分の肌に合った化粧水の選択、スキンケアができるようにしましょう。そうすることで肌のバリア機能を維持し、肌荒れを起こしにくい肌になれます。


化粧水の成分を覚えるのは難しいですが、覚えておくと良い代表的な成分は記事に書いてあります。化粧水を選ぶときに、「この成分の名前知ってるな」と思う程度の知識で大丈夫ですので、化粧水の成分を意識するといいでしょう。